この記事で分かること

  • ガーシーが立候補した理由は?
  • ガーシーの立候補から当選までの経緯は?
  • ガーシーの立候補地や立候補の資格は?

この記事を読めば、ガーシーの立候補から当選までの経緯が分かりますよ!

2022年7月10日に実施された参議院議員選挙では、ガーシー(東谷義和)さんが当選しました。

ガーシーさんの当選を聞いて、「ガーシー当選の経緯を知りたい!」と思われた方もいらっしゃるかと。

この記事では、「ガーシーの立候補から当選までの経緯」について解説します。

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ガーシーの基本情報

ガーシーって何者?

ガーシー当選の経緯うんぬん以前に、そもそも「ガーシーって何者?」という方もいらっしゃるかと。

ガーシーさんはもともと芸能人のアテンダーをしていました。アテンダーとは、芸能人のプライベートのお世話をする人のことです。

ガーシーさんが引き受けていたのは、芸能人が参加する飲み会のセッティングや、芸能人がする旅行の手配などだった、とのことです。

当選前には、中東の都市・ドバイに住み、暴露系YouTuberとしてYouTubeに動画を配信していました。

「ガーシーについてもっと知りたい!」という方は、次の記事をご覧いただくと、分かりますよ!

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そんなガーシーさんですが、どのような経緯で立候補から当選に至ったのでしょうか?

ガーシーが立候補した理由と当選の経緯

ガーシーさんはどのような経緯で当選したのでしょうか?

  • 【2022年2月17日】ガーシーさんがYouTubeチャンネルを開設した日から、
  • 【2022年7月10日】ガーシーさんが参議院議員に当選した日まで、

の経緯を分かりやすく説明しますね!

【2022年2月~4月】ガーシーが人気上昇中の頃

ガーシーさんが動画共有サイトYouTubeチャンネルの開設後、芸能界の裏側を暴露する動画を次々と配信したことで、人気が急上昇しました。

ガーシーさんが人気上昇中だった頃、その人気の大きさに目つけた政治家がいました。

NHK党の党首・立花孝志さんです。立花さんは、ガーシーさんをNHK党から立候補させようと、動き始めます。

立花さんは、ガーシーさんを立候補させる理由を、「日本の既得権益を打破するには、ガーシーさんを使うのが有効だから」としています。

実際、立花さんはTwitter上で、次のようにコメントしています。

そもそも立花さんはNHK党をゼロから立ち上げ、公共放送NHKを正すための政治活動をしていました。

例えば、「NHKが既得権益を悪用している!」と訴え、既得権益の打破を訴えていました。

ガーシーさんを使うことで、既得権益を使っている悪い人をあぶり出そうとしたわけです。

2019年の参議院議員選挙では一定の人気を得て、議席獲得に成功しました。

ところが、ガーシーさんが立候補する前には、一時期の人気ぶりが低迷していました。

実際、2021年の衆議院議員選挙では議席獲得に失敗しています。

そこで、人気上昇中だったガーシーさんに目をつけました。もし、ガーシーさんをNHK党から立候補させることができれば、既得権益を打破することに使えるし、しかも、票を得ることもできると考えたわけです。

【2022年5月】ガーシーに立候補の交渉へ

立花さんはガーシーさんの立候補に向け、ガーシーさんと直接交渉を始めました。

2022年5月21日には、ガーシーさんのYouTubeチャンネルに出演しました。

ガーシーさんの住む中東の都市・ドバイまで駆けつけ、

立花さんのドバイ訪問と同時期に、ガーシーさんは自身のTwitterアカウントで、立候補は「あり」か「なし」か、国民にアンケートを取りました。

アンケートの結果は、16万5767人が回答し、「あり」が40%、「なし」が60%で、「なし」が少し多い結果となりました。

ただ、「なし」が多いアンケート結果を受けても、立候補しないことを決めるのではなく、ギリギリまで考えさせてほしいという態度でした。

【2022年5月】ガーシーが立候補を決心

5月25日に、ガーシーさんは立花さんとのYouTubeの生配信の中で、立候補する意向を表明しました。

そして、5月30日に、立候補の記者会見を開催しました。

ガーシーさんは立候補するしないを決めるために、もともと親交のあった

  • 元お笑いタレントの島田 紳助さん
  • お笑いタレントのロンドンブーツ・田村 淳さん
  • 「東京美容外科」統括院長で医師の麻生 泰(あそう とおる)さん

などに相談をしたそうです。

相談の結果、3人共とも立候補について前向きな返事をくれたため、立候補を決めたとのことです。

【2022年6月~7月】ガーシーの選挙運動

ガーシーは参議院選挙に立候補することを決めました。立候補を決めた後は、自分に投票を呼びかける選挙運動をする必要があります。

ところが、ガーシーさんがした選挙運動は、かなり特殊な選挙運動でした。

これまでの選挙というと立候補者が街中に立って、マイクで演説するというような選挙活動でしたが、ガーシーさんはそのようなテンプレの選挙活動を、一切行いませんでした。

そもそもガーシーさんは中東の都市・ドバイにいて、日本にいなかったので、これまで通りのテンプレの選挙活動はできません。

その代わり、YouTubeやTwitter、Instagram、LINEといったSNSで票を入れてほしいと呼びかけました。

その呼びかけを受けて、多くの人がガーシーさんに票を入れました。

特にTwitter上では、全国各地の人が「#ガーシーに1票」と選挙期間中に投稿するほど、「ガーシーに投票した」という声が多かったです。

【2022年7月】ガーシー当選

7月10日に選挙の開票が行われた結果、ガーシーさんは全国比例区で28万7714票を獲得し、参議院議員に当選しました。

この票数はかなり多い票数です。というのも、全国比例区で立候補した215人中で個人が獲得した票の中で、10番目に多い票数です。

しかも、普通の議員は、それぞれ特定の支援団体を持っているため、得られる票数をある程度

ガーシーさんには

参議院議員の任期は6年間なので、ガーシーさんは2028年まで参議院議員をすることが決まりました。

ガーシー当選の経緯まとめ

このような経緯で参議院議員に当選したガーシーさんですが、なぜ当選できたのでしょうか?

ガーシーが当選した理由

ガーシーさんが当選した理由は、ネット上で人気を集めたからです。

票を入れてもらうための選挙運動といえば、普通の政治家であれば駅前などに立って、マイクを使った演説(街頭演説)をします。

一方で、ガーシーさんは中東の都市・ドバイに住んでいて、そもそも日本にいませんでした。

なので、街頭演説といった普通の選挙運動は一切やらず、ネット上のみで票を入れてほしいと呼びかけました。

その結果、参議院議員に当選を果たしました。

「ガーシーが当選した理由について、もっと知りたい!」という方は、次の記事をご覧いただくと分かりますよ!

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よくある質問

ガーシーさん立候補に関する、よくある質問をまとめました。

ガーシーはどこから立候補した?何県から立候補した?立候補地は?立候補の選挙区や県は?

ガーシーさんは、2022年の参議院議員選挙に比例区で立候補しました。

参議院議員選挙の比例区は、日本全国を1つの選挙区としています。

なのでガーシーさんは、特定の県や地域から立候補したわけではありません。

ガーシーは立候補する資格があった?

ガーシーさんには、参議院議員選挙に立候補する資格がありました。

参議院議員選挙に立候補する資格とは?

参議院議員に立候補する資格は、日本国籍を持っていて、満30歳以上の人にあります。また、一定の犯罪をした人は立候補する資格を失います。

ガーシーさんは立候補したとき、中東の都市・ドバイに住んでいましたが、日本国籍を変えたわけではありません。

また、ガーシーさんは1971年10月6日生まれで、立候補した時は満50歳でした。

さらに、ガーシーさんは立候補する資格を失うような犯罪をしていません。

これらのことから、ガーシーさんは参議院議員選挙に立候補する資格がありました。

まとめ:ガーシーが立候補したのは、国会議員になって影響力をつけるため

この記事では、「ガーシーの立候補から当選までの経緯」について解説しました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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