この記事を読めば、ガーシーが帰国しない理由が分かりますよ!

2022年7月に参議院議員に当選したガーシー議員ですが、しばらくは帰国しないことが報道されています。

このような報道を聞いて、「国会議員になったのに、なぜ帰国しないの?」と思われた方もいらっしゃるかと。

この記事では、ガーシー議員が帰国しない理由について解説します。

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ガーシーが海外に住むようになったキッカケは、詐欺罪での逮捕から逃れるため

ガーシーさんが海外に住むようになったキッカケは、詐欺罪で警察に逮捕されるのを避けることです。

これだけを聞くと、「国外逃亡してる犯罪者じゃないか!けしからん!」と思われるかもしれませんが、2022年8月現在、逮捕状などは出ていないので、犯罪者と決まったわけではありません。

あくまで警察の事情聴取を受けるかどうかという段階で、ガーシーさんは海外に脱出しました。

ガーシーが海外に行くキッカケは?

ガーシーさんが海外に行くキッカケは、警察署からの着信です。

ガーシーさんは昔、ギャンブル依存症になっていて、一般の人をだまして、お金を集めていました。

そのことを2021年12月に、大人気YouTuberのヒカルさんにネット上で告発され、詐欺をしている人としてガーシーさんの名前が世間に知られるようになりました。

そのキッカケとなった動画は、次の動画です。

ヒカルに告発されてから、警察署から着信があるまで

一方で、ガーシーさんは集めたお金はギャンブルに使い切ってしまい、返せなくても返せない状況にありました。

そんな状況の中、2021年12月のある日、ガーシーさんのスマホに警察署から着信が入ります。

ガーシーさんはその電話に出られなかったそうですが、着信履歴に残った電話番号を調べることで、警察署からの着信と分かったそうです。

警察署がガーシーさんに電話をかけた理由はおそらく、ネット上で話題となっているガーシーさんによる詐欺について、事情聴取するためだと考えられます。

警察署からの着信を知った後

警察署からの着信を知ったガーシーさんは、自身の逮捕状が出される前に、国外に脱出することを決意します。

脱出先として選んだ国は、中東のUAE(アラブ首長国連邦)です。

ガーシーが脱出先としてドバイを選んだ理由

脱出先として、UAEを選んだ理由は2つです。

脱出先としてUAEを選んだ理由その1:犯罪人引渡条約がないから

1つ目の理由は、日本とUAEの間には、犯罪人引渡条約がないからです。

日本と犯罪人引渡条約を結んでいない国にいると、日本で逮捕状が出されたとしても、現地の警察などが逮捕することはかなり難しくなります。

脱出先としてUAEを選んだ理由その2:ビザなしですぐに渡航できる国だから

2つ目の理由は、ビザなしですぐに渡航できる国だからです。

ガーシーさんは逮捕状を出される可能性があったため、一刻も早く国外脱出をする必要がありました。

ガーシーさんは親戚から借りた10万円を使い、UAEのドバイへの航空券を買い、日本を出国しました。

ガーシーの国外脱出は賛否両論

午後2時に警察署からの着信を知って、夕方には国外に脱出、まさに超スピード脱出に成功しました。

とはいっても、「詐欺の被害者に返金もせずに、国外に逃げるなんて…」と思われるかもです。

国外脱出時には返金が完了していなかったようですが、2022年8月現在は、詐欺の被害者への返金は完了しているようです。

詐欺の被害者への返金は完了済み

2022年8月現在、詐欺の被害者への返金は完了しているそうです。

弁護士の高橋裕樹さんによれば、詐欺をしたとしても、被害者への返金が完了していれば、逮捕されることはないそうです。

逮捕の恐れがなくなれば、帰国しても良さそうですが、ガーシーさんは2022年7月に国会議員に当選した後も、海外にいたままです。

なぜ、ガーシーさんは国会議員になっても、日本に帰国せず、海外にいたままなのでしょうか?

ガーシーが帰国しない理由

帰国しない理由その1:不当逮捕の恐れがあるから

弁護士の高橋裕樹さんは、ガーシーさんが帰国すると、日本の警察に不当逮捕される恐れがあることを説明しています。

ガーシーさんの代理人として、高橋弁護士が返金を進めている途中に、警察から不当な返金妨害を受けたとのことです。

このことから、高橋弁護士は、警察がガーシーさんを不当逮捕しようとしていると推測しています。

詳しくは次の動画で解説されています。

帰国しない理由その2:何らかの事件に巻き込まれる恐れがあるから

ガーシーさんは、政界や経済界の人の不正を暴露しています。

ガーシーさんによる暴露の効果として、「ガーシーさんによる暴露を恐れて、社会から不正が少なくなる」というメリットがあると考えられます。

その一方で、「暴露を受けた人」や「暴露を受けた人の応援をしている人」の反感を買ってしまうデメリットもあると考えられます。

その証拠に、安倍元首相の銃撃事件があります。

安倍元首相と同じ結末をたどってしまう恐れ

2022年7月8日、安倍晋三元首相が奈良で演説中に銃で打たれ、亡くなりました。

この事件を受けて、警察はいっそう、総理大臣などの政治家の警備を強化しているようです。

しかしながら、ガーシーさんは1人の国会議員です。

国会議員は、衆議院と参議院をあわせて約700人と大人数ですから、ひとりひとり全員にSP(セキュリティポリス)をつけることは難しいでしょう。

色々な人の反感を買っているガーシーさんにとっては、安倍元首相と同じ結末をたどってしまう恐れがあります。

まとめ:ガーシーが帰国しないのは、不当逮捕の恐れがあったり、事件に巻き込まれる可能性があるから

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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